園概要
自然いっぱいの園庭や畑活動、日常の保育を通して、虫や草木、食物など、命を尊ぶ心を大切にし、つながりに感謝する心と、自分のことは自分でできる自立した豊かな力を育みます。「一人一人が遊びに熱中し、おなかをすかせて、青野菜もしっかり食べて、満足してグッスリ眠る」というリズム感のある生活の中で、異年齢の友達と一緒に育ち合いながら、安心感、満足感、達成感を育みます。
大人も子どもも「安心して楽しく笑顔で過ごせる園づくり」に、職員一同取り組んでいます。
ひかり幼育園の歴史
1975年(昭和50年)に前園長である細川厳(福岡教育大学名誉教授)によって、三朗丸の地に無認可保育園として開園。前園長は1949年(昭和24年)以来26年間、大学で化学を教えて、大勢の教員を育てると共に、河川や海、工場の排水などの水質を長年研究しており、将来的には確実に化学汚染や公害問題が起こることを予見していた。
そのために「次の社会を担う、心身共に健康な子どもたちを一人でも多く育てなければいけない」という思いで、大学を早期退職した年に私費を投じて保育園を始めた。若い頃から学んでいた浄土真宗の教えを子どもたちにも分かるように説き、「ありがとう」「ごめんなさい」の謙虚な心。合掌にて自然の恵みや「命をいただく」ことを感謝する心を育てた。 また、食育という言葉もない時代から自ら有機野菜の畑を耕し、庭で虫や草をついばむ放し飼いの鶏を育てて、手作りで野菜中心の和食の給食を始めた。
1996年(平成8年)に前園長が亡くなってからは、現理事長 堤 泰子が引き継ぐ。一時、規模は縮小されたものの園独自のこだわりは変わらず、子ども達の保育にあたる。2005年(平成17年)に認可され、新しい形を取り入れながらも無認可時代からのこだわりを大切にして、地域に根づいた保育園を目指し、現在に至る。
- 1975年(昭和50年)
無認可保育園として三郎丸の地に開園
- 1980年(昭和55年)
現在地に新築移転
- 1986年(昭和62年)
二階建て園舎新築
- 2005年(平成17年)
4月より認可保育園(定員60名)として開園
- 2011年(平成23年)
園舎を全面改築し、定員90名となる。
- 2021年(令和3年)
日の里に「ひかり幼育園ひのさと分園」を開園
理念
1.保育理念 ~ 大人も子どもも共に育ち合うために、大切にしたい心 ~
- ・いのちをと尊ぶ心
- ・心身ともに自立した豊かな心
- ・相手を思いやり、つながりに感謝する心
2.園の基本方針 ~ 保育理念にそって園が実践すること ~
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① 「みんな違って当たり前・いろんな人がいて当たり前」の保育を行います。
その子の個性を理解して、その子に寄り添った保育を行い、子どもの心身の成長発達とともに、そこに関わるいろいろな大人も一緒に育ち合います。
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② 自然とのつながりを大切にして、命をいただくことに感謝する心を育みます。
合掌して「いただきます・ごちそうさま」と感謝し、年間を通じて畑の耕作活動やクッキングなどを行い、自然と共に生きる大切さや喜びを感じる食育を行います。
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③ 一人一人の個性や成長を大切に見守り、発達段階に応じた基本的生活習慣や、心身の自立への援助をします。
社会生活の中で特に必要な「食事・睡眠・排泄・着脱衣・清潔」に関する基本的生活習慣や、人間関係の基礎を学び、「自分のことが自分でできる」「相手を思いやることができる」子どもを育みます。
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④ 粗大運動を積極的に行い、成長発達の基礎となる健康な身体を育みます。
リズム遊び・体育遊び・散歩・山登りなどの粗大運動を行い、強い足腰や柔軟でバランスのとれた身体、意欲、満足感、達成感をもった子どもを育みます。
- ⑤ 保護者の様々な状況に対して必要かつ最善の環境を整え、園(職員)が保護者を支える「良き伴走者」となるように努めます。
- ⑥ 地域とのつながりを大切にしながら、子育て支援や地域交流を行います。
- ⑦ 保育に関わる者としての使命感をもって、それぞれの専門性を高めながら日々の保育を行います。
3.保育目標 ~ より具体的な子ども像 ~
- 自分のことは自分でできる子どもに育てよう。
- よく聞き、よく読み(読みたいという気持ちを持ち)、よく考える子どもに育てよう。
- 失敗を恐れずに頑張ろうとする意欲と、根気強さを持つ子どもに育てよう。
- 友達と大いに遊びながら、足腰が強い丈夫な体を鍛え、「ありがとう」「ごめんなさい」の気持ちを忘れない、情緒の安定した子どもを育てよう。
- 手を合わせて「いただきます」「ごちそうさま」と言い、いただく命を尊びながら、何でもしっかり食べることのできる子どもに育てよう。
情報公開
- 法人定款
- 法人役員名簿
- 決算資料
- 園自己評価
- 第三者評価
令和5年度苦情解決の結果、苦情相談は0件でした。
社会福祉法第82条の規定により、本事業所では利用者からの苦情に適切に対応する体制を整えることといたしました。
本事業所における苦情解決責任者、苦情受付担当者及び苦情相談委員(第三者委員)を下記により設置し苦情解決に努めることといたしましたので、お知らせいたします。
苦情の受付
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苦情解決責任者
ひかり幼育園 堤 智行(園長)
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苦情受付担当者
ひかり幼育園 財津 和(副園長)
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第三者委員
早川 健次 藤原 浩美
苦情解決の方法
- 苦情の受付苦情は面接・電話・書面等により苦情受付担当者が随時受付しております。なお、第三者委員会に直接苦情を申し出ることもできます。
- 苦情受付の報告・確認苦情受付担当者が受付けた苦情解決責任者と第三者委員(苦情申し出人が第三者への報告を拒否した場合を除く)に報告します。第三者委員は内容を確認し、苦情申し出人に対して、報告した旨を通知します。
- 苦情解決の為の話し合い苦情解決責任者は、苦情申し出人と誠意を持って話し合いを求めることができます。なお、第三者委員の立ち会いを求める事もできます。第三者委員の立ち会いによる話し合いは、第三者委員の立ち会いによる苦情内容の確認、第三者委員による解決案の調整・助言、話し合いの結果 や改善事項の確認等の内容で行われます。
- 都道府県「運営適正化委員会」の紹介(介護保険事業者は国保連、市町村も紹介)本事業者で解決できない苦情は福岡県社会福祉協議会(連絡先 092-584-3377)に設置された運営適正化委員会に申し出ることができます。
福岡県運営適正化委員会
〒816-0804 福岡県春日市原町3丁目1-7 クローバープラザ4階
TEL.092-915-3511 / FAX.092-915-3512
解決の公表
個人情報に関するものや苦情申出人が拒否した場合を除き、苦情などについて、毎年度事業報告やホームページにおいて公表し保育園の改善に努めます。
苦情申出状況
発生 | 申出 | 解決結果 | |
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保育園 | |||
第三者委員 | なし | なし | なし |